今回は、ピアノで8分音符を練習する方法をご紹介します。
4分音符に比べ早く必要がありますが、頑張って練習しましょう〜!
使う楽譜は、「グルリット 初歩者のための小練習曲」です。
グルリット 初歩者のための小練習曲 6番
それではグルリットの6番を見ていきましょう。
早速8分音符が出てきます。
いくつかのカテゴリーに分けて解説します。
8分音符とは
8分音符は音の長さを示します。
8分音符の長さは前回までの4分音符の半分の長さになります。
この表の見方は全音符を「1」としたときに、それぞれの音符がどのような関係になるのかを示したものになります。
8分音符は全音符からみると1/8、4分音符からみると1/2の長さです。
8分音符を2つ足すと4分音符の長さになります。
逆に4分音符を2で割ると8分音符の長さになります。
拍子(リズム)
この6番は4/4拍子で書かれています。4/4拍子というのは、1小節に4分音符(分母)が4つ(分子)入るという意味です。
前回までは2分音符と4分音符でしたが、今回は8分音符が混じっています。
復習として4拍子のドラムパターンを聞いてみましょう。
「ズン、タン、ズンズン、タン」のセットが1小節の長さになっています。
曲のテンポは「120BPM」です。
この「ズン」「タン」「ズン」ズン「タン」の、鍵かっっこで括ったタイミングが、4分音符のタイミング(拍)になっています。
拍というのはダンスや学校やカラオケである手拍子などでする「ワンツースリーフォ〜ワンツースリーフォ〜♪」です。
文字だと小難しくなりがちなので、動画を見て感覚を掴んでから、文字を読んでいただけるとより理解が進むと思います。
「120BPM」の「BPM」は「Beat Per Minutes」の略で1分あたりのビート、この場合だと4分音符が一分間に120個入る速さという意味になります。
より詳しくは、楽譜を使ってピアノの基本的な弾き方・リズムとテンポを学ぼうで解説しています。
それでは8分音符が入ることによってどう変わるのでしょうか。先ほどのドラムパターンにピアノを合わせてみます。
8分音符の部分は1拍の間に2つ入っていますね。
ピアノだと少し分かりづらいのでドラムだけで表現してみます。
ドラムだけにするとリズムが鮮明になりました。
文字にすると「タンタタ、タンタン、タンタンタンタン〜・・・」のようになります。
文章ではなかなか伝わりづらいと思いますので、お時間のある時にぜひ聞いてみてくださいね。
手の置き方
手の置き方は前回と同じように、左手の小指と右手の親指を「ド」に置きます。
指の置き換えなどはありませんので、そのまま弾くことができます。
演奏してみよう
8分音符は最初速いと感じると思いますので、テンポを100BPMから始めて120BPMぐらいまで上げていくと良いと思います。動画は120BPMで弾いています。
また、8分音符の部分でテンポが乱れやすいので注意してみてください。
まとめ
今回は8分音符の練習について解説しました。楽譜の読み方についてもっと知りたい方は、下記記事でわかりやすく解説していますので、ご覧ください。
それでは楽しいピアノライフを♪
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